|
|
ナチュラルダイエット 〜病気に負けない体づくり〜 |
|
犬の食餌と健康 |
ドッグフードが主体になっている現在の食餌には大きな問題があります。40年前の犬達に比べて、確実に寿命は短くなり癌の発生率は高くなりました。
その原因の一つとしてあげられるのがドッグフードに使用されている防腐剤などの化学物質だといわれています。また栄養のバランスの悪いドッグフードはアレルギーの原因にもなり、重要なホルモンや病気への抵抗力を作り出すことができなくなります。
現在では良質なドッグフードも市販されるようになりましたが、1頭1頭の個体に対して、同じドッグフードでまかなえるとは思いません。
動物性タンパク質の必要な子、ミネラルやビタミンが必要な子、それぞれに合った食餌を与えるためにはサプリメントを加えたり、手作りのフードが必要です。
|
自然の物を与えましょう |
ナチュラルダイエット(自然食)の良い点は、子犬の成長を見るとよくわかります。
生の肉や野菜、穀物で育った子犬は、ドッグフードで育った子犬よりもゆっくりと成長します。こうした子犬達は筋骨格系の障害が少ないのです。
ドッグフードで急激な成長をした子犬は関節や骨格が成長についていけずに負担がかかり、障害をもたらす事もあります。
生食は胃腸内での酵素の分泌を良くし、効果的に食物を消化するので消化器の負担を減らし健康維持が保たれます。食物を効率的に消化し吸収する事で便の量も減ります。
|
犬への食事の配慮 |
私のケネルでは子犬から16才の老犬まで、さまざまな年齢の犬達が暮らしています。
中には甲状腺機能低下の子もいますし、腫瘍のある子もいます。
その子にあった適正なレシピを用意することはとても重要ですが、沢山の犬達すべてに手作りの物を与えるのは大変なことです。
そこで極力ナチュラルで安全なドッグフードをベースに生肉をまぜたり蜂蜜、卵、果物、生野菜、穀物、ハーブなどをミキサーにかけドッグフードに混ぜ、毎日違うレシピを与えます。もちろん病気の子用レシピ、子犬用レシピなど特別食も用意して与えます。
その子の症状によってどのような物を与えたら良いかを知っておくととても便利です。
|
|
|
|
|
|
|